Q2-3:くりいむレモンの初期タイプである「媚・妹・Baby」と「エスカレーション 今夜はハードコア」のカップリング作品(以下、PART0と呼称)は実際にリリースされたのですか。
A2-3:リリースに関しては私は存じ上げません。当初発売の際にビデ倫から「Hシーンのみでは駄目、ストーリー性のある前半を付け足すように」とのクレームがあり、急きょ前半を追加制作して販売にこぎつけた経緯があります。
ですので仮にリリースされたとしてもビデ倫審査済みの正規品ではないと思います。
Q2-4:PART0の映像を観る限り、妹の亜美と兄のヒロシには義理の設定が見受けられません。制作現場には実兄妹、義兄妹、どちらの認識があったのでしょうか。
A2-4:元々あったBパート絵コンテには実か義かの台詞は無かったと思いますが、Aパート作成の際にN[イニシャル表記]氏より「義兄妹の設定にするように」との指定がありました。
認識についてですが、作画作業時は目の前の仕事に追われるので精一杯で、通常そういった内容面の事には思い至らないのが普通です。
Q2-5:有名な「亜美とんじゃう」というセリフはだれの発案でしょうか。また、それはなにを参考にしたのでしょうか。
A2-5:元々のBパート絵コンテにあった台詞です。その絵コンテを作成した方がどなたかは存じませんが、「発案」はその方、と言うことになるでしょう。
Q2-6:設定上、兄は避妊をしていたのでしょうか。
A2-6:Bパート絵コンテは全くの他者の創作物ですので、そのような設定?があったかどうかは私には伺い知れません。
但し(現在はいざ知らず)、当時のアダルト物では「避妊」という現実的な描写を入れないのは普通の事で、その点を特段気にする方はいなかったと思います。
Q2-7:「媚・妹・Baby」でお風呂場のオナニーが絶頂に達したとき、亜美は秘部から体液を噴き出し果てます。作画段階の既知事項として、これはオシッコだったのでしょうか。潮吹きだったのでしょうか。
A2-7:亜美Bパートで私が行った作業というのは、A[イニシャル表記]氏の原画の上に修正用紙を乗せ、顔や体つきを(基本的にはデザインに忠実に)自分流にレタッチしたのみです。元の原画の演技内容には一切変更を加えていません。
従ってあの液体が何を表現してるのか、私にも未だに不明です。元の原画にあのように描かれていた、とお答えする他ありません。
Q2-8:「媚・妹・Baby」では局部修正が透過光でした。以後の作品ではモザイクを用いているにもかかわらず、本作だけ透過光なのはなぜでしょうか。
A2-8:N[イニシャル表記]氏の指示によるものです。修正が入る事は当然分かっておりましたが、私も含めスタッフ一同「何故透過光?」と首をひねっておりました。その後はみんなで「ライトサーベル」と呼び合ってましたが(笑)。
Q2-9:「野々村亜美」というネーミングはとくに名字部分が不評(笑)ですが、名字/名前に何らかのモデルはいたのでしょうか。
A2-9:私の発案ではなく、何故かいつの間にか名字が「野々村」になっており、目が点になりました。由来はN[イニシャル表記]氏の名字からなのは一目瞭然・・・とお答えするだけにとどめておきます(苦笑)。
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