diary(日記)


2010年11月25日(木) 入稿完了
 
「亜美 Re-Birth 再誕 第二章 逢瀬」、入稿しました。これでアクシデントがない限り、12/31にコミケ会場でみなさまに新刊をご披露できます。ようやく肩の荷が下りました。
 今月は入稿作業に忙殺されて大変でした。外の風景を見てもモザイクに見えるほど、この数日間はモザイクに苦しめられましたが(笑)、その甲斐あって、よい状態で入稿できたと感じています。
 ここで少しだけモザイク処理について説明すると、らも兄さんはCGを多層レイヤー(アニメでいうセル画のこと)に分割して作画しています。すなわち、「汗」「液」「本体」その他は別々のレイヤーに分かれているわけで、そのうちモザイクをかけなければならないのは「本体」のみとなります。
 ほかの事例では、めんどうなので一括してモザイクをかけることがほとんどだと思いますが、オーバーコッヘンはモザイクにもこだわりをもっている(^_^;)ので、「汗」「液」などはできるだけ生かそうと考えました。しかし思うことと実際の作業は別で、レイヤーの確認、必要に応じてのレイヤー統合、コマごとの処理の違い等々、作業は複雑を極めました。
 だが、ここでくじけてはならない、らも兄さんのすばらしいCGをできるかぎり生かして印刷したい、その思いで全力を傾けました。自分としてはベストの処理ができたと確信しています。その成果をご覧いただくまで、あと一ヶ月余となりました。
 12/1を期日として、冬コミ特設ページをアップします。もちろん、「亜美 Re-Birth 再誕 第二章 逢瀬」のサンプルも同時公開です。お楽しみに。


2010年11月17日(水) コラボの効果
 亜美 Re-Birth 再誕シリーズは「TEXT by ローライ、CG by らも兄」によって作られていますが、実際のところ、どのように制作されているのか、その一端をお話ししましょう。
 たとえば、以下にアップされたCGの場合、当初案(ラフ段階)では真ん中のコマに亜美の涎描写はありませんでした。そこでこのようなやりとりが交わされました。
 
ローライ「この真ん中のコマでは亜美が興奮のあまり、涎を垂らしている描写を入れよう。跳び箱の上に涎の池ができるイメージで」
 
らも兄「なるほど。では、こういうアイディアはどう? 涎は乳にいったん垂れて、表面を伝い、そのあと跳び箱に落ちて池をつくるという描写を考えたのだが」
 
ローライ「おおっ、それはいいアイディアだ! さっそく採用しよう」

 実際に一言一句この言葉通りの会話があったわけではないのですが、こういったやりとりをくり返しながら、亜美 Re-Birth 再誕シリーズは完成度を高めていきました。12月31日にみなさんに披露できることが今から楽しみで仕方ありません。編集作業を少し休めて、制作の裏側をお話ししてみました。さて、入稿準備にもどります。


2010年11月13日(土) 亜美 Re-Birth 再誕 第二章 逢瀬
 現在、編集作業を進めています。らも兄さんからはすばらしい出来映えのCGが届き、ますます気合が入りました。入稿完了まで息を抜けない時期が続きますが、なんとか乗り切りたいと思っています。
 下記は制作完了分のCGです。このクオリティで12/31にご披露できるよう全力を尽くします。


2010年11月2日(火) コミケ当選
 コミケ79に当選しました。ただし、今回は初の西館配置となってしまいました。わたしが記憶する限り、過去西館に配置されたことはありません。西館は(企業ブースを除くと)一般参加者が少なく、サークル参加者からは「島流し」と呼ばれるほどです。「ついにうちも西館配置か」と落ち込んでいたところ、知り合いのサークルも多数西館配置になっていることを確認。
 どうやら、コミケ準備会のほうでサークル配置を抜本的に見直し、男性向創作サークルを2分割して、西館と東館に振り分けたようです。おそらく混雑対策だと思います。うーむ、これがコミケ準備会にとって吉と出るか凶と出るか。
 とりあえず、「島流し」ではないと分かったので、一安心。近日中に冬コミ特設ページをアップする予定です。しばしお待ちください。